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山野草【カキランの年間作業工程】


一般事項

試行/結果

作業工程

病害虫対策

育成日記
カキランの年間作業工程
作業月 育てる場所 育成温度
[℃]
潅水 施肥 病・害虫対策 その他
1月 年間を通して屋外でOK 自然のまま 出来るだけ当てる 乾いたら
午前中にやる。
植替可
2月 同上 同上 同上 同上 植替可
3月 同上 同上 同上 同上
4月 同上 同上 同上 同上
ダニ・アブラムシ
に注意
5月 同上 同上 同上 乾いたら潅水 月2回程度
薄い肥料
ダイセン・マラソン等を
散布(1回/月)
6月 同上 同上 同上 同上 同上 同上
7月 同上 同上 同上 同上 月1回程度
薄い肥料
同上
8月 同上 同上 同上 同上 同上 同上
9月 同上 同上 同上 同上 同上
10月 同上 同上 同上 同上
11月 同上 同上 同上 同上 植替可
12月 同上 同上 同上 同上 植替可

育成テクニック
潅 水
  1. ラン科の植物は根が太いので保水機能があり、空気との接触を好みますが、カキランはもともと湿地を好む植物。 適度な湿度を維持する必要があります。 しかし、水遣りを1日忘れても支障はありません(真夏の炎天下時期を除く)。
  2. 鉢内の水分量は、十分に潅水した時の鉢全体の重量と、乾いたときの鉢の重量を実際に持ち上げて体感で覚えることをお勧めします。 潅水は、鉢底から十分に水が抜けるくらい行ってください。 なお、潅水には腰水法と言って、水を十分に張ったバケツの中に鉢ごと沈めて潅水する方法があります。 真夏の時期は非常に効果が大きいので試して見てください。
肥料やり
  1. 肥料やりは水遣りと同様に難しいものです。 初めて方は無肥料でトライしても育成に大きな差は出ませんし、十分育ちます。
  2. なお、肥料は「油粕を使った液体肥料」を自分で作ることをお勧めします。 作り方は簡単!「油粕」は園芸店等で購入出来ますので、その粉をペットボトル等に入れ(底から1センチ〜2センチ程度)、水を9分目程度入れキャップを閉めて1〜2ヶ月程度そのままにして置きます。 出来あがった液肥は「上澄み」だけを取り出して真水でさらに100〜300倍程度に希釈して潅水代わりに与えます。
  3. 油粕等が入手できない場合、市販の化学肥料(ハイポネックス)を使うことになりますが、その場合、説明書に指定の希釈数の更に5〜10倍程度薄めて使用されることを希望します。
植え替え 定期的に植え替えが必要になります。 鉢の大きさや根の張り具合にもよりますが、基本は1年後です(2年毎でも十分)。
日除け カキランは太陽光に比較的強いようですが、花が咲く時期は日陰に取り込んだ方が良いでしょう。 普段の育成環境は半日陰で育成するのが理想です。
風通し 基本的に風通しのいい場所で育ててください。
うまく花を
咲かせるコツ
特段、工夫して咲かすためのテクニックは不要です。 

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