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山野草【カキランの育て方・楽しみ方 一般事項】


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育成日記
カキランの花の写真
カキランは日本国内の湿地に生育するラン。  花の色が柿色であることから、その名の由来になっているようです。“柿ラン”とも書く場合があります。 花は直径10数ミリ前後と小さく、見た目は地味。 しかし、見るものを惹きつける不思議な魅力があります。 近年、その生態系は乱獲や環境の変化により次第に姿を消そうとしています。 

撮影したカキランとの出会いは引越しされる方から、彼是8年位前に譲り受けたもの。 毎年6月中旬くらいから黄色の花をつけてくれます。育成に関しては全くの素人でして譲り受けて以来、8年間全く植え替えしていませんでした(笑) 

用土は黒土そのもので、なぜか当時から野生のスミレも同居。 このスミレとカキランの共存に何か因果関係があるのか判りませんが、特段育成に気を配っている訳ではありません。 普通に水をやり、忘れかけたころ肥料をやる程度で元気に育っています。

寒さに強く厳冬の時期であっても室内に取り込む必要は無いので、誰でも簡単に育てることが出来ます。 私の場合、育てる場所はマンションのベランダですが、精一杯小さな花を咲かせてくれます。

カキラン育成の一般事項
入手方法 専門店、デパート等の園芸店、通信販売、地方の露店等で手に入れることが出来ます。
購入価格 鉢植えで数株(3株程度)植え付けてあり、1000円〜1500円から入手可能。
購入時期 5月前後の蕾の無い状態で購入すると良いでしょう。
購入
ポイント
勢いが良いこと(茎が太く丈夫に見えること)
株が多く3本立ち以上のこと。
葉繰りが良いこと。
葉の変色や、虫食われが無いこと。
育てる場所 日が当たり、風通しが良いこと。
揃えたい
小道具
フルイ(大、中、小 3段の網が交換可能なものが良い)
散水器/ジョウロ等
計量カップ(薬剤を希釈する時に使います。 ピペットでも良い)
薬剤(マラソン/ダイン等の殺虫剤)
剪定ばさみ
用土(富士砂/腐葉土/桐生砂/ゴロ土等)
ポリバケツ(腰水による給水可能な大きさと深さが欲しい)
肥料(油粕の液肥/ハイポネックス等)
鉢(安価な素焼鉢で十分です)
さな(鉢底に敷くフィルター)
シャベル(小型のもの)
散布器/スプレー(薬剤を散布します。 薬品が目に入らぬようゴーグルも揃えておくとなお良い)
日常管理 湿地で育つ植物ですので適度な水管理が必要です。(水のやり過ぎは良くありません)
開花時期 6月中旬前後で、香りはありません。(約2〜3週間)
植え替え時期 11月〜2月までの間(苗が朽ち果てる直前で行った方が安全)
病気等 耐性はあると思われますが、春先からのダニ、アブラムシ等に注意が必要

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