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生ビールサーバの組み立て(栗木町内の行事)

前置き
  • 日本のお祭りで、ビールの出る割合はかなり高いものと考えます。 個人的に、全国のお祭りで振舞われるお酒の種類の割合を調べたことは無いのですが、当町内秋祭りからは、ビール、清酒の順になっているようです。

  • 昨今、予算の都合等で缶ビールがかなりシェアを利かせておりますが、やはり本格的な樽生の喉ごしの旨さには堪えられませんっ(笑)
    そこで、サーバーってどうやって組み立てるのかな?の素朴な質問にお答えしたいと思います。   
かき氷を
作るための
道具・準備等
一般家庭の冷凍庫で作ったものは長く持ちません。  出来れば業務用の硬く透き通ったものを取り寄せましょう。(市場等で直接入手するか、市場に詳しい人に頼んで入手する方法もあります) 
サーバー本体
今回使用のサーバーは業務用の小型のものですが、自動冷却機能が付いていないので、冷却媒体に氷を使用します。機材はイベント関連用品を扱うレンタル店で取り寄せることは可能と思います。
樽生ビール
ビールの量は参加者を加味して樽の容量を決定しましょう。 一度封を切ると日持ちしませんので。  なお、銘柄にこだわるようでしたら同一銘柄に統一した方が良いでしょう。 (樽生は酒屋に頼んで祭り当日に届けてもらうか、自分で運びましょう)
炭酸ガス
業務用ガスボンベ入りを使いましょう。
紙コップ等
出来るだけ容量の大きなコップにしましょう。 小さいと飲み足りないかも知れない・・。
保冷ボックス
氷を保存するもので、冷凍庫代わりに使います。 キャンプ等で使用する大型のものが宜しい。
マイナスドライバー
角氷を適当な大きさにカットするために使用します。 ピックの代替として使うもので、予め綺麗に洗って置きましょう。
ハンマー
硬い角氷を所定の大きさに加工する際に使うもので、マイナスドライバーとセットで使います。
軍手
角氷のカットや、氷の持ち運びの際に重宝します。
濡れ布巾・タオル等
サーバー周囲の水をぬぐいとったり、手を拭いたりするときに使用します。
ポリバケツ
布巾やタオル等を洗ったり手を洗うときの水を保管しておくもので常に綺麗な水にしておきましょう。 汚い水を使うとお客からクレームが来ます(^^;)

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綿菓子作りの段取り等
  • 段取り1
    角氷は行事が始まる1日前の夕方までに手に入れると良いでしょう。 氷のカッティング作業は行事当日に行います。
    樽生ビール、炭酸ガスもイベント前日までに入手しておきましょう。

  • 段取り2
    サーバーの組み立てを行います。予め用意した氷を砕かずにそのままサーバーに入れてもですが、砕いたほうがより冷やし易い。 なお、サーバーの内部の熱交換器が十分隠れるくらいの水を張って置きましょう。

  • 段取り3
    炭酸ガスボンベとビール容器に専用のアダプターを取り付けます。ビール側は、取り付けるための工具は一切使用せずに固着出来ます(2つのハンドルをそれぞれ回して固定します)。

    炭酸ガスボンベ側のアダプター取り付けには、レンチ等の工具を必要としますので、これらの工具を必ず用意しておきましょう。

  • 段取り4
    炭酸ガスボンベに固着したアダプタのコックをひねって、樽(ビール容器)に注入されるガス圧を微調整します。その調整には、実際にビールを注いで泡の出具合を見て決定します。 注入ガス圧が大きいと泡が多すぎてビールはコップの底にちょっぴりと言った現象に、ガス圧が少ないとビールの量が多すぎて泡が少なくなります(^^;) ここは適宣調整してください。


★- 美味しい生ビールサーバの組み立て方 -★

サーバー本体最下部の熱交換器(熱交換機の管の中にはビールが通っている)が隠れるくらいの水を入れてます。 次に砕いた氷を敷き詰めます。 氷は大粒でサーバー本体の50%程度入れば十分です。
サーバーの中の氷




樽(ビール容器)に取り付けるアダプターです。 
黒くて丸いレバー側を最初にビール容器に回転させて固着させます。最後に黒くて丸いレバーの上部にある回転レバーを回します。
(取り付けるための工具は一切不要です)

写真の中で緑色のホースには炭酸ガスボンベからガスが送気されて来ます。 指で押さえている部分から伸びている透明のホースにはビールが流れ、行き先はサーバ本体になります。
樽ビール用アダプター




炭酸ガスボンベに取り付けるアダプターです。
このアダプタは手だけで取り付けが出来ませんので専用の工具を必要とします。 緑色のホースはビール側のアダプタに伸びています。 赤いノブの部分はガス圧を調整する時に回すもの。
炭酸ガス用アダプターと取り付け工具




炭酸ガスボンベにアダプタを取り付けた状態です。
炭酸ガスボンベに取り付けたアダプター





双方の容器にアダプタを取り付け終わり、炭酸ガスの圧力を適当に設定しておきます。(この段階では半完了状態です。 何度か微調整を行い泡とビールの出加減を適正にします)
ガス圧の微調整




各調整が終わりいよいよ本番を待つのみ(*^^*)
調整終了の状態




本番を待ち切れずに、ちょっと一杯だけ・・・(大笑)
気が付いたら3〜4杯飲んじゃっていますぅ(^^;;   早く時間にならないかなぁ〜♪
ちょいと・・・一杯

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