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かき氷作り(栗木町内の行事)

前置き
  • 真っ白いさらさらのかき氷の上にかかる赤や黄、緑のシロップ・・、ちょっと高級感のある小倉やあずき、ミルクがトッピングされると一味違った大人の味覚として十分なかき氷になります(*^^*)  

  • かき氷も材料や機材次第で美味しく変身します。 ここでは昔ながらの機材を使ったかき氷の作り方をご紹介いたします。
かき氷を
作るための
道具・準備
一般家庭の冷凍庫で作ったものはダメです。  業務用の硬く透き通ったものを取り寄せましょう。
(市場等で直接入手するか、市場に詳しい人に頼んで入手する方法もあります) 
かき氷製造器
家庭用の小型のものは使いません。 業務用のもので昔ながらの手回しのものを使います。 
業務用が無い場合は、イベント関連用品を扱うレンタル店を利用する方法もあります。
発砲スチロール製小皿 & スプーン
かき氷を販売する際に使用する容器関連で、大型ディスカウントショップまたは市場で入手可能です。
シロップ関係
業務用のパック入りを食品店または市場で入手しましょう。 種類としてはオーソドックスに「メロン」「イチゴ」「レモン」味を用意しましょう。 シロップ以外のトッピングとして、「あずき」「小倉あん」等を使うと高級感が出ます。 工夫次第で色々なものが用意できると思います。 
シロップ入れ & 柄杓
シロップ等は透明なシロップ入れ(容器)に移し、計量機能を持つ柄杓を使い無駄の無い販売を心がけましょう。
小銭
かき氷の販売価格が安いため、お客が差し出す1000、5000、1万円札に対して柔軟にお釣り対応が必要になります。
小額貨幣は余分に用意しましょう(10円玉で500枚程度、50円玉で100枚程度、100円玉で100枚程度)。
保冷ボックス
かき氷の原料となるべく角氷を保存するもので、冷凍庫代わりに使います。 キャンプ当で使用する大型のものが宜しい。
マイナスドライバー
角氷を適当な大きさにカットするために使用します。 ピックの代替として使うもので、予め綺麗に洗って置きましょう。
ハンマー
硬い角氷を所定の大きさに加工する際に使うもので、マイナスドライバーとセットで使います。
軍手
角氷のカットや、氷の持ち運びの際に重宝します。
濡れ布巾・タオル等
かき氷製造器の周囲の水をぬぐいとったり、手を拭いたりするときに使用します。
ポリバケツ
布巾やタオル等を洗ったり手を洗うときの水を保管しておくもので常に綺麗な水にしておきましょう。 汚い水を使うとお客からクレームが来ます(^^;)

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かき氷作りの段取り等
  • 段取り1
    角氷は行事が始まる1日前の夕方までに手に入れると良いでしょう。 氷のカッティング作業は行事当日に行います。 シロップも確実に入手しておきます。

  • 段取り2
    かき氷製造器の回転構造部や、固定刃にサビが来ていないか入念にチェックします。
    シロップを別容器に小分けしておきます。 ポリバケツにもきれいな水を張っておきます。

  • 段取り3
    行事が始まる前に、かき氷のテストを行い勇気を付けておきましょう(笑)
    かき氷製造器には危険な刃や、氷固定用の尖ったピンが突き出しておりますので、運用には気をつけましょう。

  • 段取り4
    お金の受け渡しに関し、勘定係りを一人置くことを強く推奨。 氷や容器を直接触れる担当は衛生面で良くない無いため。


★- 美味しいかき氷の作り方を写真で紹介いたします -★

かき氷作りに関しては少ない機材と材料で利益が上がるのが特徴です。 氷は機材に合わせてカッティングします。 この機材は氷を回転させることで、さらさらしたかき氷を作り出すもの。 
右側にしか回転ハンドルがついてませんので、左利きの方には辛いものと考えます。 また、多少力を要しますので、交代交代で休憩を取りながら作業を進めましょう。

かき氷製造機の製品名称は、『氷削器』と言う正式名称が与えられていましたが、『氷削器』と、言うのはイマイチ・・ピンと来ません(笑)

この機械には、各部に部品名称が付けてあり、メーカに問い合わせするときは、必ずその名称で問い合わせしましょう。
かき氷製造機の各部名称



円盤と呼ばれるものにスリットが設けられ、氷を削るための刃が取り付けられています。 円盤は本体に固定されており回転しません。
氷をセットするときに、刃で怪我をしないように気をつけましょう。
円盤(氷切削部分)




円盤の裏面側の詳細になります。  氷を削るための刃を微調整する部分で、白いハンドルを回して調整します。 刃の出具合が大きいほど、氷が荒く削れてしまいます。 かき氷はある程度ふんわりと出来て欲しいものです。 
円盤裏面の刃調整部分




氷押さえを裏側から見たものです。 回転させる氷をガッチリ捉えるためのスパイクが打ち込んであります。  氷を円盤にセットする際に、このスパイクで手を怪我せぬように気をつけましょう。  氷押さえを素早く下に降ろすためには、上下ハンドルを操作します。
氷押さえ板(スパイク部分)




氷を削るに従い、氷押さえ板が加工して行きますが、最下部まで降りてもスパイクと円盤の刃が接触しないことを事前チェックしておきましょう。
かき氷製造機の全容




本番では、お客の要求に迅速に対応しましょう。 なお、外気が高いと氷は急速に溶けていきますので、客が殆どいないときは保冷庫にしまう等の処置を行い有効に使いましょう。
がんばって作りましょう!




かき氷にかけるシロップは別の容器に入れておくと作業性が良くなります。 写真は一般的なシロップですが、これ以外のものも用意すると良いでしょう。
シロップは欠かせません(笑)




いよいよ本番!  かき氷を見ると子供達に笑顔がこぼれます。
待ち遠しい子供達

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