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風船ヨーヨー作り(栗木町内の行事)

前置き
  • 風船ヨーヨー。 泣く子も黙る風船ヨーヨー(大笑)  どこかで似たようなセリフがあったので、何度もしつこいとか(^^;)・・・。
    一般の縁日ではあまり見かけるチャンスが無くなりましたが未だに根強い人気を持っているようです。 何が人気の秘密でしょうか?

  • それは、上手く行けばヨーヨーを何個でもゲット出来るところでしょうか?  しかし、テキ屋さんにとっては、客にあまり吊り上げてもらっては商売上がったりになって仕舞いますぅ(^^;) 生活が掛かっているのです(笑)  ま、それは冗談ですが、吊り上げる瞬間のあのワクワク感はたまりませんっ(*^^*)  そんなワクワクを如何に作るか・・。
風船ヨーヨー
を作るための
道具・準備等
ゴム風船
風船ヨーヨーの本体になります。 ゴム風船は見栄えが良く、目立つ色でなくてはなりません。 従って種類や柄は多いほど喜ばれます(*^^*) スケルトンタイプのヨーヨーにはかなり人気が集まりすぐ売り切れて仕舞います。
ポンプ
ゴム風船に空気と水を充填するための専用ポンプで、見かけは大きな注射器って言う感じ(^^;)
水の吸込み加減はポンプ本体側面にマークがしてありますので、その位置まで吸入してください。 ポンプの操作で一番難しいのは水よりも空気の加減になります。  
ゴム風船に送り込む空気の量が少ないと、ヨーヨー自体が小さくなり、ヨーヨー独特の感触が得られません。 逆に空気の量が多いと、風船が大きく膨らみ過ぎで、みっともありません(^^;) 
ゴムひも
膨らませたゴム風船の一端に固定され、ヨーヨーの効果を持たせるためのひもになります。 材質は生ゴム?
クランプ&かしめ工具
クランプは膨らませたゴム風船と、ゴムひもを結合固定するための部品です。 部品は1個でなりますが、手で結合固定出来ないので、専用のかしめ工具を使うことになります。
こより&引っ掛け金具
風船ヨーヨーの吊り上げ加減を左右するのが、このこよりと、針金をW型に加工された引っ掛け金具になります。 金具へに巻き付けるこよりの巻き方をきつくすると風船が吊り上げ難くなります(吊り上げ強度が減る)。  微妙な巻き加減が命。 
水槽
ゴム風船を入れるための水槽になります。 深くても浅くてもダメです。 簡易的なものでは幼児用の丸いビニールプールを使う方法があります。 設営は簡単ですが、ゴム風船の収容量が少ない。 当青年部では、組み立て解体が出来る数メートル四方の木製のフレームで水槽を作ります。 ただし、木製では水が抜けて仕舞いますので、このフレームに農業等で使うビニールハウス用の大きなビニールシートを敷き詰めで水槽を構成します(*^^*)
ビニールシート
水槽に敷き詰める厚手のビニールシートです。 園芸専門店等で入手できますが、ロールで一括購入ですのでちょっと割高になりますが、切り売りでも入手可能と思います。 一度購入しておけば、破れない限り何年も使えます(*^^*)
ポリバケツ
風船ヨーヨー作り、水槽への水の補給、行事終了後の水の抜き取りで必要になります。 手ごろな大きさのポリバケツを1個以上用意した方が良いでしょう。
折りたたみ椅子等
水槽の前で長期間お客との対応になりますので、一休みしたくなります(^^;)  椅子があれば重宝します。
粘着テープ
水槽に張ったビニールシートを水槽周囲に固定しなくてはなりません。 幅広の粘着テープを用意しましょう。
なお、水槽を使わす、ビニールプールを利用した場合、何かのはずみで、プールの底や側面に穴が明くとも限りません。 補修用として利用出来ます。
小銭
風船ヨーヨーは販売価格が安いため、お客が差し出す1000、5000、1万円札に対して柔軟にお釣りの対応が必要になります。
小額貨幣は余分に用意しましょう(10円玉で500枚程度、50円玉で100枚程度、100円玉で100枚程度)。

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風船ヨーヨー作りの段取り等
  • 段取り1
    風船ヨーヨー会場(場所)を決めます。  
    水槽に水を張るとかなりの重量になり、場所を変えたくても動かすことは不可能と考えて宜しいでしょう。  また、祭りが終わり水を抜くことになりますが、水はけの良い場所を考慮することも大事です。

  • 段取り2
    木製の水槽を組み立て、内側にビニールシートを張ります。 (ビニールプールの場合は空気を入れて膨らます)次に、水を水槽(プール)に張ります。  

  • 段取り3
    こより作りグループと、風船ヨーヨーグループに分かれて各々の組み上げ作業を行います。
    (こよりも、風船ヨーヨーも手間がかかります。 客が来てから作るようでは間に合いませんので必ず作り溜めしておきます)

  • 段取り4
    こより作りに先立ち、指先が水で濡れていないことを確認しましょう。 水が付いていると紙が破れて仕舞います。
    必ずタオル等で水分を拭き取りましょう。  こよりを金具に巻く場合、きつ過ぎず緩め過ぎずの加減になります。

  • 段取り5
    ゴムひもの加工にかかります。
    ゴムひもの片端に指を引っ掛ける輪を作りますが、輪の大きさは直径1.5cmを目安にしましょう。

  • 段取り6
    風船ヨーヨー作りは専用ポンプを使いますが、最初ゴム風船内に水を送り込みます。 次に空気を送り込みます。 膨らます大きさは直径9cm前後を目安とします。 必ず見本を用意しておき、バラツキが出ないように作りましょう。
    一定の大きさになりましたら、ポンプを外し風船ゴムの注入口を3回以上ネジります。

    次に先ほど説明しましたゴムひもの片端(輪の無い方)を、ネジったゴム風船の注入口に数回巻きつけます。

  • 段取り7
    かしめ工具にクランプ(ピンク色)をセットします。 クランプをセットする場合はクランプ開口部がかしめ工具に対して上向きになるようにセットしてください。 そこにゴム風船をしっかり押し込み、風船の注入口と、風船本体側を両手で一気に押し下げることで、クランプが完全に固着されます。これで、風船ヨーヨーは出来上がりです。
    出来上がった風船はクランプにゆるみが無いか必ず目視チェックしてください。

  • 段取り8
    出来上がった風船ヨーヨーは、水槽(プール)に入れておきます。
    水槽に入れた風船ヨーヨーは、全体的に色や柄の偏りが無いことをチェックしましょう。


★− 風船ヨーヨーの作り方を写真等でご紹介いたします −★


左からポンプ、かしめ工具(クランプを仮セット済)、クランプ(ピンク色)、ゴム風船(こも写真では黄色)、こより完成品、下に行って輪を作ったゴムひも、輪の無いゴムひもの順になっております。

写真では見辛いのですが、ポンプ胴体に水の吸入限界ライン(赤)が印刷されております。  

かしめ工具(緑色のスタンド形状のもの)には常時クランプ(ピンク色)をセットしておきましょう。
風船ヨーヨーセット全容




専用ポンプで膨らませたゴム風船の注入口は、2〜3回程度ネジってください。 さらにネジった部分をゴムひもで3〜4回しっかりと巻きつけます。 





かしめ工具とクランプの拡大写真です。 ピンク色の開いた部分に、さきほどゴムひもを巻きつけた部分をセットして下方向に完全に押し込みます。
かしめ工具&クランプ




ゴム風船をクランプにセットして下側に押し下げる状態です。 押し下げる場合、写真で示す右手側はゴム風船の注入口をすぼめた根元の部分を持つと同時に、ゴムひもの一端も必ず持ってください。 さらに右手、左手は同時に最後まで押し下げるのがテクニックです(*^^*)/





下まで完全に押し下げるとクランプが完了します。 クランプした部分は固着されていることを必ず目視チェックしてください。





こよりとW形の引っ掛け金具です。  
こよりを金具に巻きつける場合、きつく細く締め過ぎないように気を付けましょう。 (指先が濡れていますと紙が破れます)
こより&引っ掛け金具(その1)こより&引っ掛け金具(その2)




木製の水槽を組み立てて、内側にビニールシートを張ります。 (ビニールプールの場合は空気を入れて膨らます)

次に、水を水槽(プール)に張ります。  ビニールプールの場合、水を入れた後は地面を引きずらないように!
水槽全容(その1)




このサイズの水槽の場合、力持ちの大人が何人かかっても動かすことは困難です。
客の集まり易さ、水の廃棄のし易さを考慮した場所に設置しましょう。
水槽全容(その2)

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