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園芸鉢のあれこれ

ここでは園芸で必要な鉢・プランター類をご紹介いたします。
当サイトで使用する鉢は、DIYや園芸店で入手できるものしか使いません。 なお、植木鉢の形やデザインは多種多様であり、花木を育てる方の直感的な気持ちで選ばれることをお勧めします。鉢の持つ特性を上手く利用して、花や木を長持ちさせる工夫をしましょう。

■花・木に適した鉢とは?
  1. 素焼鉢
    • 通常レンガ色をした円形の鉢です(角型もあり)。素焼きされているため鉢の表面から空気が透過出来ます。 さらに、水分の蒸発が出来るため余計な水分を発散させたり、気化熱を奪って鉢内の温度が下げてくれる効果を持ち合わせております。 
    • 価格が安価であり、あらゆる園芸に使える万能選手。 誤って割ってしまっても維持費が安く、通常の園芸においては抜群のCP(コストパフォーマンス)と考えます。 割れてしまった鉢は適当に小さく砕いて鉢底の穴を塞ぐサナの代わりにも使うことが出来るため、捨てるところは無いかも知れません。
    • 欠点としては、表面にコケ等が生えやすいため、室内で花を生けて飾る場合見た目の美しさに難があります。


    左の写真は、地方に旅行に出かけた際、立ち寄った園芸店で見つけた素焼鉢。店内の奥に4個一組を縄で無造作に縛って販売しているものを発見。

    お値段を見てびっくり!!
    4個で300円だったので速攻買い(笑)

    この鉢は山野草専用の小鉢のようで、表面の仕上げが素焼っぽいのですが、高級感のある仕上げで、水抜き用の穴が市販の素焼き鉢より大きいのに注目。穴が大きいことは水が溜まり難く、空気を多量に取り入れられる利点があります。

    他に、穴の開いた軽石を200円ほどで購入。

  2. 化粧鉢
    • 表面に上薬が掛かった鉢で、特性は素焼鉢と逆になります。表面から水分の発散等が無いため、いつまでも水分が残り易く、東洋ランのような過剰な水分を嫌う植物にとっては注意を要します。 ただし鉢の特性を知り尽くした方なら水遣りは経験でカバー出来ます。
    • 鉢の形やデザインは多種多様であり、室内、室外で花や木の鑑賞用として重宝します。 
    • 価格は素焼鉢に比べ割高です。 特売時にまとめ買いするのがベスト。
    • 鉢表面の汚れや、コケ等が落とし易いため清潔感があります。


  3. プランター
    • 合成樹脂製(プラスチック)のものが殆どです。 木製のものもありますので用途に応じて選択すると良いでしょう。 当サイトで扱う植物の場合、種から苗を育てる一時期だけのため、基本的にはあまり使いません。 従って、小または中程度のプランターを1〜2個揃えて置くと良いでしょう。


  4. 木製の鉢
    • 木製の鉢は大きさの割りに軽量。 そのために大型の花木等を植えるのに最適です。 ただし、土を入れたり水を入れたりするので寿命が短くなるのが欠点。 当サイトでは禅寺丸柿を植え付けていますが、2年持てば良い方と考えています。価格は安いとは言えませんが、特売日に購入するのがベスト。


■特殊な鉢
  1. 衛星放送受信用パラボラアンテナの再利用
    • 当サイトだけのオリジナルかも知れません(笑) 
      以前、衛星放送受信用で使っていたのですが、CATV(ケーブルテレビジョン)に切り替えたため不要になったアンテナです。 パラボラアンテナの中央部分にコンバータが付いておりますが、それらを全て撤去すると、その部分が水抜き用の穴となり、ファショナブルな植木鉢に転用出来ることが判りました。なお、アンテナメーカにより、構造が異なりますので、どのメーカでもと、言う訳には行きません。 私が使っていたのはTDK製のものです。

       ※以降の説明ではパラボラアンテナまたはアンテナと称します。

    • 構想当初はパラボラアンテナの裏側にある金具“ポール”固定用の部分に、台座を設けて台座が鉢全体を支える案でいろいろ試行しましたが、アンテナの径に対して安定感を持たせようとすると、大きく且つ重量のある台座構造が必要となる結果が出ました。 う〜〜〜〜ん参ったなぁ(滝汗)
    • そこで・・、何事も諦めの速さではピカイチの舞(^^;)・・・。 あっさりと“台座無し”に決定!  環境に優しいものを創造するためには、余計なものは付けない方が良いと言う逃げ口実になりましたが、それなりのものが出来ましたのでご紹介いたします。

  2. パラボラアンテナの再利用の実例。

    左の写真はパラボラアンテナの再利用で試行の結果、出来上がった鉢になります。これがアンテナだと言う事を説明しないとお判りにならないかも知れません。

    作り方は“ケヤキ・山モミジ”コーナをご覧ください。


    −レシピ紹介−

    ・パラボラアンテナ1基(TDK製)
    ・用土
     けと土、桐生砂、川砂等を適量
    ・飾り石
     拾ってきた石(鬼怒川・龍王峡にて)
    ・ケヤキ、山モミジを数本
    ・メネデール(植物活力素)
    ・鉢底網

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