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山野草【日本サクラソウの楽しみ方・一般事項】


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病害虫対策

育成日記
日本サクラソウは江戸時代、元々自生していたものを観賞用に栽培が広まり、300年もの歴史の間に品種を増やし、改良を重ねられた純国産の植物とか・・。 
洋種の場合俗に“プリムラ”とも呼ばれるようですが、“プリムラ”の属類の中に“日本サクラソウ”も含まれているとの資料もあり、個人的にはこれら植物の分類を断定できるスキルが足りないため、ここでは細かく取り上げるのは避けたいと考えております。

従って、あくまでも日本サクラソウを育て楽しむことに主眼を置いてご説明をいたします。

私と日本サクラソウの出会いはかなり昔になりますが、育てるために実際に苗を入手したのは、2004年2月下旬で山野草類を扱う専門店になります。


そのときはまだ葉が出ていない状態でして、購入した苗の名称は“南京小桜”と言うもの。開花するとピンク色の花弁の周囲に白い覆輪ができるものでちょっと目立ちます。 
残念ながら南京小桜は強健な部類では無いので、初心者が育成するには少々注意が必要であることが判りました。 

日本サクラソウの一般事項
入手方法 専門店、デパート等の園芸店、通信販売等で手に入れることが出来ます。
購入価格 普及品は1株単位の鉢植え(500円前後)で入手可能。 強健な部類で育て慣れてから、その他の高価な種類にチャレンジされると良いでしょう。
購入時期 花が咲き出す4月から花を見て買うと良いでしょう。 
購入
ポイント
勢いが良いこと。
葉繰りが良いこと。最低でも5〜6枚以上欲しいところです。
アブラムシが発生していないこと。
葉の出ていない状態で購入する場合は店を信用するしかありません(専門店は安心)。
育てる場所 冬は太陽が当たり、夏は太陽を遮光でき、風通しが良いこと。
揃えたい
小道具
フルイ(大、中、小 3段の網が交換可能なものが良い)
散水器/ジョウロ等
寒冷紗等(最低遮光率50%は必須。その他遮光率の高いもの数種。)
計量カップ(薬剤を希釈する時に使います。 ピペットでも良い)
薬剤(マラソン/ダイン等の殺虫剤、ダイセン等の殺菌剤)
剪定ばさみ
用土(赤玉土/腐葉土/山砂または川砂/ゴロ土等)
ポリバケツ等(腰水による給水可能な大きさと深さが欲しい)
肥料(油粕の液肥/マグァンプK/ハイポネックス等)
鉢(安価な素焼鉢で十分です)
さな(鉢底に敷くフィルター)
シャベル(小型のもの)
散布器/スプレー(薬剤を散布します。 薬品が目に入らぬようゴーグルも揃えておくとなお良い)
日常管理 冬の寒さには強いが、暑さには弱いので5月以降は日除け対策が必要。水やりにも注意。
開花時期 4月〜5月上旬。 
植え替え時期 毎年2月か11月に行い、根腐れ病から守ります。
病気等 病害虫には比較的強いようです。
年間を通してアブラムシがつき易い。その他4月のサビ病等。

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